「21世紀枠」東北推薦 釜石高に表彰状、選抜高校野球大会 20年ぶり出場へ期待膨らむ

2016/01/04|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

センバツ「21世紀枠」東北地区推薦校に選ばれ喜ぶ釜石高野球部

センバツ「21世紀枠」東北地区推薦校に選ばれ喜ぶ釜石高野球部

 

 来春の第88回選抜高校野球大会で「21世紀枠」東北地区推薦校に選ばれた釜石高(互野恭治校長、生徒530人)に21日、日本高校野球連盟から表彰状が贈られた。釜石は今秋の県大会で準優勝。東北大会では初戦で東北(宮城県)に延長の末、惜敗したものの、甲子園常連校と互角に戦ったことなどが高く評価された。センバツ出場校が決まるのは来月29日。21世紀枠は3校で、釜石の出場が決まれば、釜石南時代の1996年春以来20年ぶりの快挙となる。

 

 表彰式は同校体育館で行われ、全校生徒が見守る中、大会を主催する毎日新聞社の柿沼秀行盛岡支局長が菊池智哉主将(2年)に表彰状を手渡した。

 

 県高野連の真岩一夫会長(盛岡工高校長)は「震災で練習環境が一変したにもかかわらず、グラウンドを他のクラブと共有するなど創意工夫を凝らし、力量も申し分ない。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)としても大きな成果を残し、全国からの支援に感謝する地域貢献活動も行っている。推薦は奇跡ではなく、当然の結果」と激励。柿沼支局長も「野球部だけでなく、全校生徒の取り組みが認められたものだ。自信を持って甲子園に行ってほしい」とエールを送った。

 

 菊池主将は「多くの方が期待していることを実感した。やらなければいけないことをチーム全員が自覚し、緊張感を持ってレベルアップしたい」と決意を述べた。

 

 県大会から1人で投げ抜いた岩間大投手(2年)は「肩は全然大丈夫。さらに上達しないとダメ。ここからさらにやるぞ、という気持ちでいっぱい」と闘志を燃やす。就任1年目の佐々木偉彦監督は「来夏の大会も考え、どちらもしっかりと準備したい」と冷静に今後を見据えた。

 

 21世紀枠には9校が推薦され、東と西から1校ずつ、残り7校から地域を限定せず最後の1校が選ばれる。

 

(復興釜石新聞 2015年12月23日発行 第447号より)

 

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