お年寄りが、こども園へ〜みんなニコニコ「おはなしころりん」絵本や紙芝居読み聞かせ

2015/10/15|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

みんなニコニコ紙芝居

読み聞かせ活動を通じて触れ合ったデイサービスセンター善の利用者、かまいしこども園の園児ら

 

 大船渡市の読書ボランティア「おはなしころりん」(江刺由紀子代表)による絵本や紙芝居の読み聞かせ会が8日、釜石市天神町のかまいしこども園(藤原けいと園長、園児94人)で開かれた。江刺代表と親交があり、平田で「デイサービスセンター善」を運営する大槌町の合同会社ZEN PROJECT(前川寛代表)の共同企画。同センターを利用する高齢者10人も訪れ、読み聞かせを通じた触れ合いを楽しんだ。

 

 江刺代表ら3人は大型絵本「もりのかくれんぼう」、紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」などを読み聞かせた。大きな四角い箱をサイコロのように転がしながら物語が展開する「桃太郎」に、園児らは興味津々。童謡を歌ったり、手遊びで触れ合いながら交流する場面もあり、園舎は和やかな雰囲気に包まれていた。

 

 桝澤大輝君(5)は「楽しかった。(高齢者らは)やさしかった。いっしょに写真とってよかった」とにっこり。「またきてねー」と高齢者らの手を握ったり、ハイタッチした。

 

 同センターを利用する平田の平野通子さん(67)、野田町の菊地クニヨさん(86)、甲子町の鎌田浩子さん(78)は「孫が小さかったころを思い出した。みんなかわいい。子どものパワーをもらって、ますます元気になった」と喜んだ。

 

 今回の読み聞かせ会は、昨年7月から半年間、釜石で開かれた人材育成道場「未来創造塾」の2期生として出会った江刺代表と前川代表のコラボ活動。江刺代表は「子どもとの交流で高齢者は元気になる。人と人をお話でつなげる活動を続けたい。要望があればどこへでも伺います」と話した。

 

 同センターは今年5月に開所したばかり。地域に密着、利用者の立場に立ったサービスの提供を目指す前川代表は「(利用者は)普段見せる表情と違い柔らかく、みんなにこにこ。一人で生活されている人も多く、センターで同年代と交流できるが、子どもと会う機会は少ない。小規模ならではのフットワークの軽さを生かし、外出で地域の人たちと交流していければ。読み聞かせなどいろんな活動をしている団体と連携し、活動を広げていきたい」と意欲を語った。

 

(復興釜石新聞 2015年10月10日発行 第426号より)

【かまいしこども園×おはなしころりん×DS善】http://zen-project.jimdo.com/2週連続企画の第二弾として、おはなしころりんの皆様とかまいしこども園を訪問しました。読み聞かせを通してお年寄りと子供達が一緒に時間を…

Posted by デイサービスセンター善 on 2015年10月8日

 

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