焼きサンマで「食欲の秋」満喫〜味覚フェスタ5年ぶりにシープラザ遊で、復興支援「産業祭り」も盛り上がる

2015/10/13|カテゴリー:復興釜石新聞 観光

サンマの炭火焼きは今年も大人気

サンマの炭火焼きは今年も大人気。行列が絶えなかった

 

 釜石まるごと味覚フェスティバル(釜石観光物産協会主催)は3、4の両日、釜石市鈴子町のシープラザ遊で開かれた。東日本大震災後、2013、14年と新浜町魚市場で開催してきたが、今年は震災前の会場に戻した。各地の味覚を目当てに大勢の人が集まり、「食欲の秋」を満喫した。

 

 市内外から36業者が出店し、自慢の味や企画で来場者を楽しませた。水産まつりの目玉、炭火焼きサンマの無料お振る舞いでは両日とも、地元で水揚げされた500匹を提供。3日はサンマのつみれ汁(先着200食)も無料で振る舞われたほか、浜幸水産が販売したマグロ丼が人気を集め、長蛇の列が続いた。

 

 焼きサンマとマグロ丼を味わった奥州市の年配夫婦は「鮮度も良くおいしくいただいた。沿岸に来る楽しみは、やはり海の物。天気も良いし釣りをして帰ろうかな」と青空の下で笑顔を輝かせた。

 

 農業祭では地元の産直などが野菜や加工品を販売。各日の野菜(ピーマン、シイタケ)&餅まきでは計1千袋が宙を舞い、老若男女が手を伸ばした。

 

開始前から大勢の人たちが待ちわびた野菜&餅まき

開始前から大勢の人たちが待ちわびた野菜&餅まき

 

 産業まつりでは姉妹、友好都市の商工担当者らもご当地の特産品を販売した。「鉄のまち」つながりで釜石の復興支援を継続する福岡県北九州市は、「明治日本の産業革命遺産」として今夏、世界文化遺産に登録された「官営八幡製鉄所関連施設」を有する。大正時代、同製鉄所で働く工員のために生まれた菓子「くろがね堅パン、ようかん」は釜石に初めてお目見えし、来場者の興味を引いた。同市産業経済局食の魅力創造・発信室の新田龍二室長は「復興に世界遺産、(釜石と)ご縁が2つできた。鉄で育まれたまち同士、刺激し協力し合い両市の発展につなげていきたい」と望んだ。

 

製鉄マンが愛した菓子をPRする北九州市の物産販売ブース

製鉄マンが愛した菓子をPRする北九州市の物産販売ブース

 

 震災復興支援を基に昨年3月、釜石市と友好協力協定を結んだ横浜市中区は、味覚フェス初出展。ヨーヨーつり、くじ引きなど子どもたちを喜ばせる縁日コーナーを設けた。中区役所総務課の吉浜隆宗・地域防災支援担当係長は「今回は26人の職員が釜石と大槌で活動中。半分は初めて訪れた。被災地の現状をしっかり学び地元に生かしたい」とし、市民らと積極的に交流を図った。

 

 4日はテレビ番組の「和の鉄人」として活躍した料理人、中村孝明さんの鯖(さば)丼・豚汁の無料振る舞いもあった。家族3人で訪れた八雲町の佐藤真美さん(45)は「午前中に来たが売り切れもあり、少し残念。こういうイベントは復興の後押しになる。活気あるまちになれば」と願った。

 

震災後、炊き出しで釜石に思いを寄せ続けてきた中村孝明さん

震災後、炊き出しで釜石に思いを寄せ続けてきた中村孝明さん。一流の味で味覚フェスを盛り上げた

 

(復興釜石新聞 2015年10月7日発行 第425号より)

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3日、4日と開催した「釜石まるごと味覚フェスティバル」も無事終了しました土曜日はちょっと風が強くて大変でしたが、それでも2日間あわせて11,000名様ものご来場を頂きイベントを楽しんで頂きましたさんま焼きや中村孝明さんのお振舞いには大行列ができ、各ブースも売切れ続出でしたさぁ次の大きなイベントと言えば「釜石まつり」です今年は16〜18日の3日間の日程で開催予定ですこちらも是非楽しみにお待ちください!

Posted by 釜石の観光 on 2015年10月4日

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