楢ノ木平にメガソーラー〜唐丹、甲子の地域振興に 建設技術研究所

2015/09/10|カテゴリー:復興釜石新聞 地域 産業・経済

立地協定を結んだ西山社長(右から2人目)、野田市長ら

立地協定を結んだ西山社長(右から2人目)、野田市長ら

 

 建設コンサルタントの建設技術研究所(東京都中央区)が釜石市に設立した子会社、釜石楢ノ木平太陽光発電(西山勝栄社長、資本金500万円)が唐丹町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することになり、1日、市と立地協定を結んだ。今回の協定は、市が取り組むスマートコミュニティー構想事業の一環で、再生可能エネルギーを活用した地域経済の振興を図るのが狙い。環境に配慮したエネルギーの普及啓発活動も行う。

 

 同社は、同研究所の再生可能エネルギー分野の新事業参入とコンサルティング領域の拡大を目的に、太陽光発電事業を行う子会社として設立した。同発電所は市内で2カ所目のメガソーラー。市が所有する楢ノ木平牧場の一部約2ヘクタールの土地に太陽光パネル6300枚を敷き詰め、発電する。今月中旬に着工し、来年7月の稼働を目指す。事業費は約5億円。

 

 出力1500キロワット、年間発電量は一般家庭約400世帯に相当する150万キロワット時。東北電力に売電する予定で、年間売り上げは5千万円程度を見込む。売電期間は20年。賃貸借料や収益の一部を市に支払い、周辺の唐丹、甲子地区の地域振興策に役立てる。

 

 締結式は市役所で行われ、西山社長と野田武則市長が協定書に署名した。西山社長は「単なる売電ではなく、地域への貢献や再生可能エネルギーの普及啓発にも協力したい」とあいさつ。野田市長は「震災では市民生活における電力の重要性を認識。地域に根ざした事業を展開し、釜石が目指す再生エネルギーの拠点地域としての発展に協力を」と述べた。

 

(復興釜石新聞 2015年9月5日発行 第416号より)

 

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