「花のみち」東京と絆強める 鈴子、大渡、箱崎に2400株

2015/06/04|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

花のみちプロジェクト
コンビニエンスストア前の緑地に花を植える鈴子町内会の会員ら=5月31日

 

 さまざまな復興支援に感謝の気持ちを伝えよう―と、釜石市の鈴子町内会(澤田政男会長、54世帯)は5月31日、釜石駅前など国道283号沿いの緑地に花を植えた。県沿岸広域振興局が市内の町内会などの協力を得て行う「岩手×東京 花のみちプロジェクト」の一環。昨年度に続く取り組みで、今年は大渡町内会、箱崎仮設住宅と合わせてベゴニア、ペチュニア、マリーゴールドなど約2400株の花々で道路を彩る。 

 

「ラグビーボールの形にしよう」「宮沢賢治が考えた〝涙にあふれた眼〟の形にしてみては」。鈴子町内会の花植えには10人余りが参加。さまざまな思いを込め、作業を楽しんだ。

 

 澤田会長は「ラグビーワールドカップ(W杯)開催が決まり、橋野高炉跡の世界遺産登録も確実。釜石の玄関口になる釜石駅前を花で彩りたい。花植え作業は町内会員の交流の場にもなる」と喜ぶ。

 

 昨年はコンビニ前の緑地だけだったが、今年は釜石駅前まで範囲を広げ、大渡町内会の担当区域とつなげてフラワーロードとする。

 

 この日植えたのは約700株。沿岸振興局の西村豊副局長ら県職員も作業を手伝った。

 

花のみちプロジェクト
「花のみち」プロジェクトは大渡、箱崎でも行われる

 

 花のみちプロジェクトは、東京都と公益財団法人東京都道路整備保全公社が「被災地を花のあるまちに」と願い、東日本大震災の被災3県とタイアップして進めている。本県では釜石市で実施。東京から培養土や肥料などの資材提供を受け、県が花苗を用意。昨年は市内3カ所に合わせて約1900株を植え付けた。

 

 5日には箱崎町の仮設団地で、7日には大渡町内会で花植え作業を予定する。大渡町内会は大渡橋にハンギングバスケットを設置。イオンタウン釜石入り口交差点までを花々で彩る。

 

 市内で育てられた花々の一部は、東京都庁前の花壇と8月に新宿駅で行われるイベント会場を彩る。PR看板などで花を紹介し、被災地の写真やパネルとともに展示し、被災地や復興の現状を広く知ってもらう。

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