釜石の桜、早くも満開に〜待ちに待った花の季節を満喫

復興釜石新聞2018/04/18

満開となった小川川河畔の桜並木=11日、小川町の小川橋から撮影

満開となった小川川河畔の桜並木=11日、小川町の小川橋から撮影

 

 釜石市内の桜は平年より1週間ほど早く、満開を迎えた。公園や広場、学校など桜並木のある場所では、大きな枝が花で覆われた。家族連れ、放課後の子どもたちが花の中で本格的な春の到来を満喫している。

 

 先週末の冷え込みは、今週半ばに緩んだ。晴れ間が広がった12日の釜石は、最高気温20・3度と5月中旬並みの陽気となった。

 

 桜木町の小川川沿いなど一帯の桜並木は花に包まれた。近所の男性は愛用のカメラを持ち、「近くに住んでいるのに、サクラを楽しまないわけにはいかない」とアングルを変えながらシャッターを切った。

 

満開の桜の下を散策=11日、桜木町仮設住宅

満開の桜の下を散策=11日、桜木町仮設住宅

 

 家族を“お供”にした、つえを持つ高齢の女性は「きょうが満開でしょう。暖かく、風もないので見にきました」と山神社方向まで足を延ばした。

 

 上中島町の公園では歩き始めの幼児とお母さんが、滑り台など遊具で遊んでいた。強い日差しは帽子と花の影でしのぎ、しばらく散策を楽しんだ。

 

花の下でくつろぐ母子。元気な子どもも駆け回る=12日、上中島町

花の下でくつろぐ母子。元気な子どもも駆け回る=12日、上中島町

 

 中心街を見下ろす大町の薬師公園は、花見客のために、入り口に特設ゲートを設置。階段には電球の提灯(ちょうちん)を並べている。花冷えとなった10日夜、軽食を入れたらしい紙包みを持った若者やカップルが階段を上った。

 

 12日午後から、気圧の谷の接近で西寄りの風が強まり、一部の花は散り始めた。盛岡地方気象台の予報では、寒気も加わり、週末は風を伴った不安定な天気になる。休日の花見を邪魔する「花に嵐」となりそうだ。

 

(復興釜石新聞 2018年4月14日発行 第681号より)

 

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