釜石SW 国学院大を圧倒、招待試合 新加入の伊藤ブレイク〜TCリーグ第2ステージへ弾み


2017/12/15
復興釜石新聞アーカイブ #スポーツ

前半10分、新加入のフランカー伊藤大輝が会心のトライを決める

前半10分、新加入のフランカー伊藤大輝が会心のトライを決める

 

 釜石シーウェイブス(SW)RFCは3日、釜石市球技場で行われた招待試合で国学院大(関東大学リーグ戦グループ2部)と対戦し、50―7(前半33―0)と圧倒した。試合は、県産米「金色の風」をPRする県の委託事業として行われた。トップチャレンジ(TC)リーグ第1ステージを終えた釜石SWは、9日から始まる第2ステージへ向けたメンバーのセレクションに位置づけ。11月に加入したばかりのフランカー伊藤大輝(23)がブレイクするなど収穫があった。第2ステージでは、中部電力(9日)、中国電力(16日)、マツダ(23日)と対戦する。

 

 前半10分、敵陣ゴール前でパスを受けた伊藤はそのまま駆け抜け、インゴールに飛び込んだ。“大物”大物と思わせる豪快なトライ。小村淳ヘッドコーチ(HC)を「ともかくフィジカルが強い」と喜ばせた。

 

 177センチ、99キロ。福井県若狭東高出身で、地元クラブのアトムズRFCから釜石に移籍した。ベンチプレス180キロは、チームトップの力持ち。今後はフッカーにも起用する予定で、小村HCは「粗削りだが今後が楽しみ」と期待する。

 

 釜石SWはTCリーグ第1ステージを2勝1分け4敗(勝ち点13)の5位で終え、第2ステージでは5~8位を決定するB組で、リーグ残留をかけて戦う。

 

 小村HCは「互いに手の内は分かっているが、SWのスタイルをしっかりと出し、来季につなげたい」と残り3試合に臨む。

 

(復興釜石新聞 2017年12月6日発行 第645号より)

 

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