「復興を見守って」オオシマザクラを植樹〜釜石東中学校・鵜住居小学校

2017/10/30|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

 きれいな花が咲くよう願いを込めながらオオシマザクラを植えた釜石東中の生徒ら

きれいな花が咲くよう願いを込めながらオオシマザクラを植えた釜石東中の生徒ら

 

 岐阜市の「支援グループ岐阜・手と手」(丹原美穂代表)は17日、鵜住居小(中軽米利夫校長、児童141人)と釜石東中(佐々木賢治校長、生徒116人)にオオシマザクラ6本を贈り、鵜住居町の両校敷地内に植えた。

 

 同グループは震災翌月の2011年4月から被災地で支援活動を展開。被災した学校や仮設住宅で暮らす人に物資を届けたり、歌や踊りを楽しんでもらう会を開催するなど釜石を応援している。

 

 今回は本設の校舎で生活を始めた子どもたちの思い出づくりにしてもらおうと、桜の植樹を企画。この日、新校舎を訪れた丹原代表が見守る中、小学6年の児童30人、中学1年の生徒31人が植樹。正面入り口階段周辺ののり面に植えられた約3メートルのオオシマザクラの根元に、代わる代わる土を盛った。

 

 ハーモニカ奏者としても活動する丹原代表は児童生徒が作業を終えると、演奏を披露。「震災の年、この地に咲いた桜から生きるということを教えられ、精いっぱい咲く花の美しさに感動した。頑張りは人生の糧になる。桜のようにみんなにもずっと素晴らしい花を咲かせてほしい」と激励した。

 

 鵜小の大丸碧仁(あおと)君は「春にきれいな桜を見られるよう大事に育てていきたい」と感謝。東中の川崎真菜さんは「桜は復興のシンボルとなって私たちだけでなく鵜住居の発展も見守ってくれると思う。桜の成長とともにまちも人も歩み続けてほしい。私も夢を追い続ける」と力をもらった様子だった。

 

(復興釜石新聞 2017年10月21日発行 第632号より)

 

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