東北社会人サッカー新日鉄住金釜石、最終戦 競り勝つ〜1部復帰 1年目は4位、大田代 歓喜のPK

2017/10/13|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

試合終了間際、PKで決勝点を挙げた大田代飛鳥

試合終了間際、PKで決勝点を挙げた大田代飛鳥

 

 9季ぶりに東北社会人サッカーリーグ1部に復帰した新日鉄住金釜石は1日、今季リーグ最終戦をホームの釜石市球技場で行い、FCガンジュ岩手に5―4で競り勝った。釜石は最終成績を9勝7敗2分け(勝ち点29)とし、復帰1年目で10チーム中の4位に食い込んだ。最終戦の指揮を執った石黒忠利部長は「復帰1年目で4位は上出来。若手も伸びた」と思った以上の手ごたえを喜ぶ。新加入メンバーがレギュラーに食い込むなど若手が着実に力をつけてきており、来季は1部リーグ優勝も射程に入る。

 

 互いに点を取り合う目まぐるしい試合展開。釜石は終了間際、MF大田代飛鳥がPKを決め、劇的な勝利を収めた。

 

 前半12分、MF簗場豪史の縦パスからFW佐藤真貴が先制ゴール。この後立て続けに3点を入れられるが、35分にFW仲上達也がゴールを決め、2―3で折り返した。

 

 後半、MF簗場海史、弟の豪史がいずれも頭で押し込み4―3と逆転。その後、再び追いつかれたが、終了間際に大田代がPKを決め競り勝った。

 

 「勝って(リーグ戦を)終わりたかった」と石黒部長。前半はリードされて折り返したが、「流れ的にはウチのペース。最後まで集中力が切れなかった」と粘りの勝利をたたえた。

 

勝利を喜ぶ新日鉄住金釜石の選手

勝利を喜ぶ新日鉄住金釜石の選手

 

 後半、同点に追いつくヘディングシュートを決めた簗場海史主将は「点を取られても、あわてなかった。若いメンバーがよくやってくれた」と喜ぶ。終了間際にPKで決勝点を入れた大田代飛鳥は「先週は(PKを)外してるんで、何とか決められて良かった」と胸をなで下ろした。

 

 リーグ戦の序盤は2勝1分けと好スタートを切ったが、その後4連敗。後半戦は2連敗で始まったが、その後は6勝1分けと巻き返した。

 

 「復帰とはいえ、選手の多くは1部リーグ初体験。当たりもきつく、前半戦はけが人も相次いだ。1部リーグに慣れた後半戦は、けが人が復帰すると若手選手との動きもかみ合い、連勝につながった」と石黒部長。来季のさらなる飛躍へ期待を膨らませた。

 

(復興釜石新聞 2017年10月7日発行 第628号より)

 

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