ラグビートップチャレンジリーグ、釜石シーウェイブス3連敗〜TL昇格 早くも厳しく

2017/10/05|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

前半3分、釜石WTB森山裕樹がゴール右隅に先制トライを決める

前半3分、釜石WTB森山裕樹がゴール右隅に先制トライを決める

 

 ラグビートップチャレンジ(TC)リーグ第3節の24日、地元釜石市球技場に九州電力(昨季トップキュウシュウ1位)を迎えて対戦した釜石シーウェイブス(SW)RFCは20―22(前半20―10)で惜しくも逆転負け。開幕から3連敗となり、トップリーグ(TL)昇格の最低条件である4位以内確保は難しくなった。釜石は前半、WTB森山裕樹の2トライなどで20―10と10点リードで折り返した。しかし、風下に回った後半7分、モールを押し込まれてトライを許し、22分にもトライを奪われ逆転された。終了間際に敵陣ゴール前まで攻め込んだが、あと一歩及ばなかった。次戦は10月7日、盛岡市のいわぎんスタジアムで日野自動車と対戦する。

 

 後半ロスタイムに入って2点差のビハインド。それまで防戦一方だった釜石はロックのステファン・ルイスが鬼気迫る形相で相手を引きずり、やっと敵陣ゴール前まで迫る。しかし、最後は相手にボールが渡って万事休す。ノーサイドの笛に釜石の選手はがっくりと膝を折り、しばらく立ち上がれなかった。

 

後半、鬼気迫る形相で突進するステファン・ルイス

後半、鬼気迫る形相で突進するステファン・ルイス

 

 釜石は前半3分、森山がタッチライン沿いをゴール右隅に飛び込み、鮮やかな先制トライで波に乗った。FW陣がスクラムで押し勝ち、14分には敵陣ゴール前でモールを押し込みルイスがトライ。その後2トライで追いつかれたが、36分にはFB村井佑太朗からボールを受けた森山がゴール中央まで運び、2つ目のトライ。約1300人で埋まったスタンドの「かーまいし」コールを背に折り返した。

 

 しかし風下に回った後半はFW戦で劣勢に立たされる。ロック菅原貴広が反則で一時退場。1人足りなくなったところを相手に突かれ、トライを献上。22分にはカウンターから相手FWに走り抜かれ、逆転を許した。

 

痛い逆転負けに、小村淳ヘッドコーチ(HC)は「チームで戦っていない。自分一人で戦っている。細かなミスが結果的に響いた。逆転された場面も、無理なパスからのノックオンが起点」と苦言。開幕からゲームキャプテンを務めるWTB小野航大は「地元で最後のゲーム。何とか勝ちたかったが、反則が多く、失点につながった」と反省。2トライと活躍したベテラン森山も「相手の展開が速く、付いていけなかった」と悔しさをにじませた。

 

開幕から3連敗で早くもTL昇格が難しくなったが、小村HCは「厳しいのは分かっていた。選手は1戦1戦成長している。これからは本当に負けられない試合が続く」と希望をつなぐ。

 

(復興釜石新聞 2017年9月27日発行 第625号より)

 

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