「かまリン」ポロシャツ販売、釜石の節目記念し作製〜火災の森林再生にも協力呼び掛け、北九州市の派遣職員ら有志

2017/07/21|カテゴリー:復興釜石新聞 地域

「かまリン」をあしらったポロシャツを着用する発案者の藏本英司さん(後列中)、釜石市職員ら

「かまリン」をあしらったポロシャツを着用する発案者の藏本英司さん(後列中)、釜石市職員ら

 

 今年は釜石市の市制施行80周年、近代製鉄発祥160周年の節目の年。これを記念し、市のマスコットキャラクター「かまリン」をあしらったポロシャツが作製された。鉄というつながりを持つ北九州市からの派遣職員と釜石市職員有志でつくる「かまリンPRポロシャツ制作委員会」が企画。5月に尾崎半島で発生した林野火災復旧へのチャリティー付きで販売を開始し、実行委では「お好みのシャツを着て、釜石、かまリンのPRと山林の再生に協力を」と呼び掛けている。

 

 ポロシャツ作製を発案したのは、北九州市からの派遣職員、藏本英司さん(43)。震災のあった2011年に2回、短期派遣され、避難所の運営などに携わった経験がある。その時に、大変な思いをしているはずの被災者や釜石市職員から掛けられた「来てくれてありがとう」との言葉に感動。「公務員の立場でなく、困っている人のために役立ちたい。つながりを持ち続けたい」と思い、派遣終了後もプライベートで4回、釜石に足を運んでいる。

 

 今年4月から1年間の長期派遣となり、釜石は7回目。水産課に配属され、魚のまちPRに向けた水産振興に取り組む中、「釜石をアピールするグッズがあれば」と考え、北九州市で携わってきたまち、地域づくりの経験を生かし、ポロシャツの作製を企画。賛同した釜石市職員6人で同委員会を立ち上げた。

 

 北九州市でご当地キャラクターグッズを製作、販売している「ネクストマップ」の協力を得て、職員向けに販売したところ、301枚の注文があり大好評。市民向けの販売を決めたところで、尾崎半島での山火事が発生し、チャリティー付きで販売することにした。

 

 ポロシャツは左胸ポケットと背中に、かまリンや「かまいし かまリン」のロゴをプリント。左襟部分には「KAMAISHI」と刺しゅうを入れた。紺、赤、黄など13色で、XSからXXXLの7サイズ。価格2600円(税込み)で、うち100円を山林再生のための寄付金に充てる。

 

 注文受け付けはネクストマップのホームページ(http://nextmap.jp/)で、8月31日までの期間限定。送料が別途かかる。問い合わせは同社(電話093・391・9111)へ。

 

 藏本さんは「山林再生のための苗木1本の費用は200円と聞く。シャツを2枚買えば苗木1本になる」と協力を呼び掛ける。外出時に気軽に来てもらえるよう、シンプルなデザインにしており、「どんどん着て、みんなで釜石を発信しましょう」とも。集まった寄付金は販売終了後、釜石地方森林組合に届けることにしている。

 

(復興釜石新聞 2017年7月15日発行 第605号より)

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