鵜住居小、新校舎に「児童館」〜仮設(コンテナハウス)から本設へ

2017/04/07|カテゴリー:復興釜石新聞 文化・教育

新校舎の一角に整備された鵜住居児童館

新校舎の一角に整備された鵜住居児童館

 

 釜石市鵜住居町の高台に建設された鵜住居小の新校舎内に3月27日、鵜住居児童館が開所し、利用する児童や関係者らが完成を祝った。

 

 施設は校舎1階東側の一角に整備。広さ323平方メートルのスペースに、遊戯室、創作活動室、図書室、相談室、トイレなどを配置した。窓が大きく設けられ明るいのが特徴。木のぬくもりも感じられる造りになっている。

 

 開所式では野田武則市長ら関係者5人がテープカットし、完成を喜んだ。野田市長は「学校で学び、児童館で友達と交流を深めてほしい」とあいさつ。同校の村上清校長は「ぴかぴかの施設に負けないよう、ぴかぴか明るく元気に過ごしてほしい」と願った。

 

 同児童館は震災後、上中島町の企業が提供したスペースを臨時児童館として1年間利用。2012年3月からは鵜住居町の同校仮設校舎敷地内に、財団法人児童健全育成推進財団の支援により設置されたコンテナハウスを仮設児童館として使ってきた。太田忠館長は「震災から6年目で本設の児童館が完成。ここまでの間に多くの温かい応援があったことを忘れないでほしい。感謝し、大事に使いましょう」と児童に呼び掛けた。

 

新しい児童館の完成を喜ぶ子どもたち

新しい児童館の完成を喜ぶ子どもたち

 

 二本松柚君(5年)は「今日は僕たちの初めの一歩の日。高い所にあり、安心して過ごせると思うので、うれしい。4月からは最高学年として下級生の面倒を見たり、新しく入ってくる1年生に児童館の楽しさを伝えていきたい。勉強、スポーツなどいろいろなことにも挑戦していきたい」と新しい生活に期待を膨らませた。

 

 釜石市内の児童館は市社会福祉協議会が市の委託で4館、7施設を運営している。鵜住居の登録児童は現在50人で、4月以降若干増加する見込み。児童厚生員は3人を配置した。

 

 この日から通常の学童保育が始まり、式後には子どもたちが思い思いに新施設の感触を楽しんだ。市社協の丸木久忠会長は「広くて大きいし、明るくきれいで良かったね。遊びも勉強も思いっ切り頑張って」と児童を激励していた。

 

(復興釜石新聞 2017年4月1日発行 第576号より)

 

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