ラグビー女子、悔し涙の予選敗退〜柏木那月(釜石商工)再起誓いスタート

2016/10/13|カテゴリー:復興釜石新聞 スポーツ

3試合に先発出場し、奮闘した釜石商工高の柏木那月(左から2人目)

3試合に先発出場し、奮闘した釜石商工高の柏木那月(左から2人目)

 

 今国体から正式種目となったラグビー女子(7人制)は6日、釜石市球技場で行われ、地元釜石商工高3年の柏木那月(18)らで編成する岩手選抜は予選プールで大阪と三重、順位決定戦では愛媛に敗れ、予選通過はならなかった。果敢な突破で勝利を目指した柏木は「チームを引っ張るべき自分が逆に足を引っ張る面もあって…」と涙が止まらない。「力は出し切った。悔いはない」と最後は前を向いた。

 

 岩手は、日本代表経験のある平野恵理子(釜石高―日体大―YOKOHAMA TKM)をけがで欠き、苦しい戦いを強いられた。防戦一方の中で、柏木は相手を引きずるような猛突進でチームをけん引。芝生席で応援するクラスメートの「なつきコール」が背中を押したが、自身は結局ノートライに終わった。

 

 兄の影響で小学校3年からラグビーを始めた。女子ラグビーはまだ発展途上の種目で、もちろん高校には女子ラグビー部はなく、男子の中に交じって練習を重ねた。地元国体でラグビー女子が初めて正式種目となり、多くの釜石市民の声援を背に晴れの舞台に立った。支えてくれた家族や友達への感謝の思いを全力プレーに込めた。

 

 競技生活はこれで終わりではなく、ここから新たなスタートを切る。「大学に進み、もっと力を伸ばして日本代表に入りたい」と誓う。

 

◇ラグビー女子(7人制)
▽予選プールⅡ
大阪 48―0 岩手
三重 39―0 岩手
▽Ⅱプール順位決定戦
愛媛 27―10 岩手

 

(復興釜石新聞 2016年10月8日発行 第527号より)

 

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